|
■「信念」こそが人生を分ける
誰かの役に立つこと。 国のためになること。 このどちらもできない人間が多くなると、その国は落ちぶれる。 まずは、自分を敬うことが先決だが、世の中には、「あなたはダメな人間です」と洗脳し、それで商売をしようとする人がいる。 本当に自分を生かしたいのなら、まず信念を構築することが先決だ。そして強くならないと、やっていけない。 ■男なら外では「悪さ」をせよ
生活は惰性で繰り返されているだけで、特に何か目的があって、食事をしているわけでも洗濯をしているわけでもないのである。 ほとんどの時代で、人々は、「今日を生きるのが精一杯」な生活を送っている。 日本のバブル期のような毎日が極楽な時代など、一瞬で終わってしまうものだ。 気楽に生活していればそれでよく、夢や野心は、外で発揮すればよい。 男なら、妻に目的を持たせる必要はなく、惰性で暮らしている妻を部屋で待たせ、外で目的達成のための「悪さ」をしていればよいのである。 目的が達成されたら、生活は変わり、妻はまた変化したその生活の中で、秩序を守って生きていく。 男は、そんな妻、または恋人を見て、ほっとし、しばし休息するのである。 ■五つの幸福は、たった一つの不幸でチャラになる
しかし、人間には、ゼロになった幸せをまたつかもうとする力がある。 不幸や悪は何度も、あなたに襲いかかるが、負けないで欲しい。 負けないためには、希望を探すことだ。 不幸に襲われた時には、希望は見えないだろうが、どんなことがあっても探すのだ。見つかるはずだ。なぜなら、生きているのだから。希望とは、生命力の中から、生まれてくるものだ。 ■奇跡はなぜ起こるのだろう
人生には、奇跡というウルトラCがある。 どんなに落ち込んでいても、その奇跡が起こる可能性はゼロではない。 なぜ、奇跡は起こるのか。 それは、「望み」を捨てないからである。 ■幸福など、しょせん自分勝手なもの
幸福などしょせんは主観的なもので、勝手に、「幸福だ」と思えば、それが幸福なのだ。この人も、「自分は幸福だ」と思うことに成功したのだろう。 どうしても幸福になりたいのなら、勝手に、「幸福だ」と思えばよい。朝、愛犬の散歩をしながら、「ああ、幸福だな」と思えば、よい一日をはじめられるだろう。 人間、牢屋に入っていない限りは、または重篤な病を患っていなければ、大半が幸福を感じられるのだ。 ■男は「欲望」を叶えるたびに「強く」なる
人間には、いろいろな分野に対する欲望がある。 そのすべてにおいて満足することは、きっと不可能だろう。だが、ひとつも満足できない人間は、「強く」ならないはずだ。 何かの欲望を満たした人間、夢を実現した人間は、心に余裕があって、強い。 一生、食べものに困らない人。 どうしてもしてみたかったセックスをしたことがある人。 好きな仕事で成功した人。 120パーセントの満足でなくても、ある程度は、「満足」した経験がないと、人間は大きくならない。 ■物心ともに満たされた人生をつくる
それは、その人の人間性によるでしょう。 貧乏でも腐らない人もいる。 ただし、確率的には、貧乏を続けていると、人間は危険な方向に行ってしまう。 金持ち喧嘩せず、という。 金持ちのほうが、余裕があるし、立派な人間が多いのも事実だ。 一回のミスで、金持ちは転落させられることがあるけど、総じて、それまでは立派なことをしているものだ。 心に余裕を持つためには、ある程度は、生活を豊かにしたほうがいい。心の余裕っていうのは大切だ。 男は、物質的に豊かになることが大事だ。 女は、男に恵まれれば、心が豊かになる。 ■何かに「依存」する男は強くなれない
今の時代は、「長い闘病、貧乏、誹謗中傷、依存」だ。 長い闘病は、時代を問わないだろう。 浪人とは、学生の浪人を指すのだろうか。 牢屋に入った後に、成功を収めることは、この国では少々難しいし、ここでの放蕩とは酒に溺れる意味だろうか。 バブルのような時代は二度と来ないので、苦しい生活を突破した者は強い。 ネット社会では、誹謗中傷を必ず受ける。それに耐えた者も強いだろう。 今は仕事をしても保証がない時代で、人々は恋愛に依存しきっている。 「仕事よりも恋愛」と、男が平気でいう時代だ。女に依存しているのだろう。 それを愚かなことだと知り、依存症から脱却すれば、大きく、強くなれる。 ■人の痛みがわかる男になれ
生まれてからずっと健康体の男とは友達になれない。 彼らは総じて、病気の男に優しくない。 「健康な人は他人の健康に気づかない」ともいえる。 「他人の病気の苦しみに優しくない」ともいえる。 わざと病気をすることはできないし、生まれた時から、風邪くらいしかひいたことがない人間を責めることはできない。 ただ、あなたが親友を作りたいと思ったら、その親友は病気の経験がある人を勧める。大病を経験した男は、優しいし、厳しい。そして才能があることも多い。悟っているのである。死を見つめたこともあり、強い。 また、若者と大人の男の話が合わないのも、体の問題に起因する場合がある。 病気ではなく、「体力」である。 若者は体力がある。それに対して大人は、体力がなくなっている。若者はそれを知らないか、バカにする。 体力が落ちていること。そして病気になること。 それは、深い、深い哀しみなのだ。 哀しみを知らない人間は、哀しみを知っている人間を傷つけるのである。 |
|
||||||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 仕事のできる男・できない男との違い All rights reserved. |