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■世の中には「三種の友」がいる
あなたに、何か重要な問題が起こったとしよう。 うかつに誰かに喋ると殺されてしまうとか、逮捕されてしまうとか、それほど深刻な問題である。 それを話せるのは、誰だろうか。 たった一人の信頼できる友ではないでしょうか。 または、愛する妻や恋人ではないでしょうか。 忘れる友も憎む友も不要なように、友達は、厳選していかないといけない。時間潰しのための友人なんて作るな。 「友達が欲しい」と言っている男ほど、子供か神経症だ。 たった一人の信頼できる友を持っていないのである。 ■「謎」のある男は人を惹きつける
優秀な男や才能溢れる男には、もうひとつの顔がある。 その裏の顔を、彼らは隠していて、語らない。 一番、重要だからです。 謎があれば、人は行動できる。 なぜなら、自分の謎に酔えるからである。 そして、その謎を知りたくて、人がついてくるものだ。 謎を持つ者とその謎を知りたい者が交わった時、その世界は変わるのである。 ■ 「悪女」は男を成長させる
人を教育するのは、異性ではないだろうか。 男同士の友情も大切だが、その人を変化させ、突き動かすのは、女だ。 そして、その女が悪女であればあるほど、その女にしてやられた男は、大きくなれるのである。 男は、悪い女にふられないといけない。 そして、女は、大きくなった男に、教育を受けるのである。 ■「自分の弱点」をペラペラ話すな
目指す生活が大衆志向なら、自分の弱点をさらけ出してもいい。 目指すのが頂点だったら、あなたは強気に、強気に生きるべきだ。 長く生き残る人間は、確実に、自分の弱点、欠点をペラペラと話す。 そして、それに共感した弱点と欠点だらけの友人と恋人を作り、希薄な愛に騙されるのだ。 そしてその状態を、「幸せ」と形容する。 何事にも短命の人間は、自分の弱点を発表しない。 堂々と嘘をいい、弱点を隠す。 しかし、深く、熱い愛に囲まれるか、頂点に君臨する。 短命なのは、命かもしれないし、その成功かもしれない。 だが、それもいいじゃないか。 ■ 「角」がある男の魅力
人間、「角」があったら損だし、辛いし、苦しい。 ですが、その「角」が輝いていたら、共感してくれる人たちが集まってきて、「損」を避けてきた気楽な人たちよりも、ぶっとい人生を歩むことができる。 だが、繰り返しになるが、損はするし、辛い。 だけど、その損を取り戻すのも、また快楽である。 ■ 人に悪口を言われたら、こう思え
21世紀の今、誹謗や中傷があまりにも多く、悪質化していないだろうか。 そのために、自殺する人まで出てきている。 ネット上で誹謗・中傷を受けている芸能人やタレントもいるが、これらは「バカにしている」というレベルを超えている。名誉毀損のレベルです。 韓国では、誹謗・中傷された女優らが自殺までしている。それは、「それくらいで自殺するなんてバカだ」で片付けられない話だ。 誹謗・中傷は必ず、社会的地位が低い者が高い者にする行為である。 貧乏人が金持ちを、ブスが美女を、もてない男がもてる男を、部下が上司を叩くのである。 悪口を言われたら、 「自分はあいつよりも上なんだ」と思えばいいのである。 ■ 「悪口」は「麻薬」だと心得よ
特に男は、他者より優位に立とうと必死になる。 そもそも、「性」でも、女の優位に立たないと、まるで楽しくない。 悪口は、自分よりも劣っている者には向けられない。 批判は、自分の足を引っ張っている人間に向けられ、悪口は、自分よりも優れている者に向けられる。 悪口を言い放った瞬間に、その人間は、相手より優位に立った錯覚に酔いしれることができる。優れている者の上に立てるのだ。 悪口は麻薬。 だから、永久になくならない。 ■ 金持ちを叩いても金持ちにはなれない
残念だが、多くの人間は、このように思っている。 このように願っている。 ここでいう他人とは、成功者や身近な幸せ者のことだ。 「あいつ、堕ちてしまえばいいのに」と思っている。 錯覚をしている。誰かが堕ちれば、自分が上がると思っているのである。 金持ちを叩いても自分は金持ちにならない。 誰かを中傷したら、金がはいってくるなんて聞かない。 しかし、人間は、自分よりも優れている人間を貶めようとする。 それは錯覚だ。そうすることによって、自分がその人間に勝った気分になるのだ。醜い話である。 早く、「錯覚」だということに気づいて欲しい。 ■ 自分の変人ぶりを楽しめるか
同じ夢に向かって突き進んでいる仲間。同じ恋愛観を持っている友達。 同じ趣味で意気投合した男同士。何度会っても会話が弾む男と女。 人生は、「孤独」じゃない。自分は変な考えを持っている変人ではない。そう感じ、思わず笑顔になるのが、共感できる人と出会ったときである。 そんな彼ら、彼女らの前で、 「おまえたちは気持ち悪い」 と攻撃をしかけてくる人間が必ず現れる。 それに負けないで欲しい。 そんな自分たちの変人ぶりを楽しむのが、人生のコツだ。 ■ 「わかりやすい男」は尊敬されない
人間は、ある程度の「謎」を残しておかないと、飽きられてしまうものだ。 しかし、日本の男たちは、謎をもてなくなってしまった。 仕事をする能力の欠損で、敬われなくなり、法律や組織から男らしさを抑圧されているからだ。 この言葉は、つまらない女性を追いかけ、いい食い物にされている日本の弱体化した男たちに捧げよう。 仕事ができない欠点を女にさらし、尊敬されず、なのに、「結婚して欲しい」という熱意は見せる男たち。 女から見ると、利用価値が高いといえる。 |
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