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とくに営業などの仕事をしていると、会社の方針として、「実績をしっかり上げよう」というのが、合言葉のようになっているものです。
あなたの上司にしても、「しっかりと数字で実績を示してくれ」と言っては
課内の営業マンにグラフで実績を見せたりしてハッパをかけたりします。
このような数字至上主義で、数字に表れない部分を評価してくれない上司には、数字のトリックで対抗するしかないでしょう。
たとえば、平均的に営業成績の良い営業マンは、たまにもっといい実績を上げたからといって、あまり評価されませんが、もし、ふだんの実績が30点ぐらいしかない者が90点ぐらいの実績を上げれば、非常に評価が高まるものです。
なぜなら、この人の潜在能力は未知数で磨けばどれほど光るものが出てくるか、楽しみにされるからです。
人間は意外性のある人に魅力を感じ、期待したくなるのです。
ですから、今月はダメだと思うときには適当にし、次月の成績が上がるようにネタを仕込んでおいて、今月と次月との営業実績の差がしっかり出るようにしておけば、上司はあなたの未知数の営業能力に期待をかけ、あなたへのグチも減ってくるでしょう。
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